中古スマホの買い取りビジネスを快適にする「スマホカルテPro」が登場
中古スマホの需要が高まっているなか、「売りたい」というユーザーも増えている。しかし機種も多様になっているため、「買い取る」には専門的知識と見分ける技術が必用になってきているのも事実だ。
そこで、中古スマホ業界をリードしてきた株式会社ニューズドテックは、これまでのノウハウを活かし、「素人」でも的確にスマホやタブレットの買い取りが可能となるオンラインサービス「スマホカルテPro」の提供を無料で、9月19日から開始している。
スマホ買取需要が高まる中で「スマホカルテPro」がローンチ
ただし、誰もが対象というわけではない。利用可能な法人は「古物商を取り扱う事業者」のみである。対象法人であれば、「スマホカルテPro」を利用してスマホやタブレットを買い取り、それをスマホ買取専門業者に取り次ぐことができる。
専門的な知識を持った担当者を置く必用がなくなるため、買い取りを行ってきた事業者にとっては業務の効率化がはかれる。そして買い取りを行っていなかった事業者にしてみれば、事業を拡げるチャンスとなる。
「スマホカルテPro」では11項目の査定項目が順次、表示されていく。それに従って入力していけば、最終的に買い取り価格が提示される。
こうしたシステムを使わず、対応する店員の知識だけで査定していくと、査定ミスも起きがちだ。査定ミスは自身の損にもつながるし、さらには顧客の信用をなくすことにもつながりかねない。「スマホカルテ Pro」を使うことによって、そうした査定ミスを大幅に減らすことが可能になる。
いったん顧客からスマホを預かり、査定後に買い取り価格を連絡するという方法も考えられる。しかし、それでは顧客を待たせることになり、その面倒くささから、売るのをあきらめるケースも多いはずだ。せっかくのビジネスチャンスを逃すことになる。
ジャンク率を減らし買取店の売上に貢献する「スマホカルテPro」
「スマホカルテ Pro」を使えば、スマホを持ち込んだ顧客の目の前で、迅速に査定を行うことができる。ビジネスチャンスを逃すことなく商談を進められる。それによって信用を得られ、その顧客が別のスマホを持ち込んでくれるなど、次のビジネスにつながる可能性も大きい。
システム化されているといっても、査定に不安な事業者も少なくないかもしれない。そのためにニューズドテックでは、2023年9月末を目標に、査定方法を詳細に説明した動画を用意する予定でいる。より確実な査定が行えることになる。
さらに、価格がつきにくいジャンク品などが大量に持ち込まれる可能性もある。「スマホカルテ Pro」は1台ずつを査定するツールであり、大量のジャンク品を査定していては時間と労力を要することになる。それでいて、買取専門業者に売却する価格が二束三文では、まったくのムダになってしまいかねない。
そうしたジャンク品への対応も、「スマホカルテ Pro」では考えられている。「今すぐ送付する」という申込フォームが用意されており、ニューズドテックが引き取ることが可能になっている。「ジャンクの価格相場は『スマホカルテ Pro』でわかるので、送る前に見積価格を想定することも可能です」と、ニューズドテック代理店HP仕入部の川崎将典は言う。安心してジャンク品の取り引きもできるというわけだ。
中古スマホ・タブレットの買い取りビジネスが、「スマホカルテ Pro」の登場によって、効率よく行える環境が整ったといえる。