東京大学との共同研究成果が精密工学会にて発表されました
ニューズドテックが東京大学・木下研究室と共同で研究を進めてきた「スマートフォンを例題としたデジタルプラットフォーム型サーキュラーエコノミー事業立案支援手法の提案」が、2024年3月12日に開催された2024年度精密工学会春季大会学術講演会(場所:東京大学 本郷キャンパス)にて発表されました。
この共同研究は、2023年8月より東京大学・木下研究室の木下裕介准教授、担当の高芝亮太朗さんと進めてきました。アブストラクトは以下になります。
Abstract:本研究では、デジタルプラットフォームを活用したサーキュラーエコノミー事業の立案手法を提案する。事業立案プロセスを、問題設定、ビジョン・価値設定、コンセプト作成、コンセプト詳細化・定量化の4ステップに分ける。このうちコンセプト作成では、あらかじめ定義したデジタルプラットフォームの類型に基づき、複数の代替コンセプト作成を支援する。例題としてスマートフォンのリファービッシュ事業を取り上げ、提案手法の有効性を検証する。
サーキュラーエコノミー型のビジネス実現に向けた共同研究
社会情勢や将来性を踏まえると、中古スマホや中古タブレットの2次ビジネスにおいても、持続可能なサーキュラーエコノミー(CE)型のビジネス実現のための検討が必要と考えています。
その中でもデジタルプラットフォーム(DP)型は国内外でも注目されており、その最先端を研究する東京大学・木下研究室の木下准教授、高芝亮太朗さんの研究テーマに必要とされるCEビジネスに向けた情報提供を致しました。
「個人情報を持つ、身近なツール、スマホ。そのスマホをモデルに、最先端といえるサーキュラーエコノミーのDPを、我が社が取り扱う”スマホ”の分野で研究出来たこと、嬉しく思います。将来に向けて、可能性を探求し続けて行きたい」(ニューズドテック代表・粟津浜一)。